のんびり夫婦 ～その36 実家との別れ 後日談 No.2～

皆様、こんばんは。

さつきです。

2次会での雰囲気を悪くしてしまったことを謝まるため、職場の人（Aさん）に話しかけました。

Aさんは私と歳が近い娘さんがおられるためか、職場でも話したりする間柄でした。

Aさんに２次会でのことを謝り、自分の生い立ちを少しずつ話しました。

自分と兄で兄妹格差があったこと、自分が行きたかった大学に行けなかったことや色々話しました。

私にとっては酷いことをされるのも、日常茶飯事でした。

だから、段々心が鈍感になって酷いことをされても悲しい気持ちも湧いてこなくなったのです、、

話している途中、急にAさんに手を引かれ更衣室に連れていかれました。

Aさんの顔を見ると、涙目になっていました。

私はびっくりしました、だって大人が泣いてしまうくらい、悲しいエピソードだったんだなと思ったからです。

私の中では毒親や毒兄に関して諦めがついていました。

毒親や毒兄に何を言っても変わらないため、次第に毒親や毒兄に反抗していくのも諦め、いつか変わるんじゃないかという気持ちも無くなってしまったからです。

 更衣室に着くと、Aさんに抱きしめられました。

「今までよくがんばったね。なんでそんなひどいことをするんだろう。

　いまもよく頑張っている、すごいよ、さつきさんすごいよ」

と言われました。

私にとって、こんなにも温かいハグをしてくれた人は数少ないです。

人って温かいんだな、、、

私も自然と涙がこぼれていました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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