のんびり夫婦 ~その34 実家との別れ~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

父との会話の後、引っ越し業者が来ました。

 

引っ越し業者に荷物を預け終わり、私も実家から出ようと準備していました。

 

すると、母親が引っ越しで出たごみは、全て引っ越し先に持っていきなさいと言ってきました、、('Д')

 

ごみの量も結構あるのにと思いつつ、最後までグダグダ言われるのが嫌だったので従うことにしました。

 

家を出ていくときに、母親にも最後の挨拶をしました。

 

「もう二度と家に帰ってくることはないと思います。お元気で」と伝えて家を出ました。

 

家を出た時、もうここに帰ることはないんだなと思いました。

 

実家を見ると色々な思いが込み上げてきましたが、ぐっと我慢しました。

 

歩き出そうとしたとき、母親が急に外に出てきました。

 

さっき伝えた言葉が気に入らなかったらしく、

「あなたの考えはわかりました。お父さんに伝えておきます。

 なんて非常識な子なの!!」

と大声で言ってきました。

 

私は、家を出ても文句を言ってくるのかと思ってしまいした。

 

また、私が手元に持っていた紙袋に、無理やり私の卒業アルバムを入れてきました。

 

気が済んだのか大声で文句を言いながら、家に戻っていった母親。

 

これが母親の最後の姿でした。

 

旦那がいる地元へ向かっている途中、母親から留守番メッセージが入っていました。

 

それには、

「引っ越しで出たごみの一部を家に置き忘れている。お前はなんて非常識な奴だ。」

と最後まで罵っていました。

 

これまで毒親と分かち合える日がくると思っていましたが、そんな日は来ませんでした。

 

私の母親は自分が悪いことをしているという自覚があったからこそ、尚更たちが悪かったと思います。

 

今でも母親と離れて良かったと思っています。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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のんびり夫婦 ~その33 父との最後の会話~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

引っ越し当日、引っ越し業者が来るのを待っていました。

 

少し時間があったので、父親の部屋に行きました。

 

最後に話しておこうと思ったからです。

 

父親の部屋をノックしました。

 

父親の部屋からどうぞという声が聞こえてきて、部屋に入りました。

 

父親にこう言いました。

「私にとって唯一の味方だと思っていましたが、違ったみたいですね。

 とても残念です。では、お元気で。」

 

父親は黙っていて何も言いませんでした。

 

これが父親との最後の会話でした。

 

父親との思い出もあるのですが、良い思い出よりも悪い思い出の方が多すぎて小さい頃の記憶があまり思い出せません。

 

ただ都合が悪くなると、すぐ家からいなくなる人でした。

 

家族と真正面から向き合うことなんてしたことなかったですね、、(笑)

 

私が実家を出るときは、父も兄もすでに出かけていました。

 

これ以降、父の姿を目にすることはありませんでした。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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のんびり夫婦 ~その32 引っ越し前日No.2~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

実家での最後の食事をしていた私。

 

兄は私と一緒に食事したくないのか、食卓にはいませんでした。

 

母・父・私で食事をしていました。

 

会話することもないので、黙って食事を取っていました。

 

すると、母親が話しかけてきました。

 

「最後なんだから父親に話すことがあるなら、今ここで言いなさい。」

 

最後となる父と私との会話が気になったのでしょうか。

 

私は食事中だし、今は話したくないと拒否しました。

 

食事が終わり、部屋に戻ってのんびりしてると母親が押しかけてきました。

 

ノックもなくいきなりドアが開き、

「あなたはなんて態度をするの!本当に非常識よね!」

 

30分位延々と怒鳴り続けていました。

 

私は何も悪いことはしていないので、黙っていました。

 

怒鳴り終えてスッキリしたのか、母親は部屋を出ていきました。

 

最後まで怒鳴り続けるんだなと心の中で思いました。

 

早く朝が来ればいいのにと布団の中で、ビクビクしながらいたことを覚えています。

 

明日になれば、ここから出られるんだと思いながら。

 

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のんびり夫婦 ~その31 引っ越し前日No.1~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

引っ越し準備をしていた私。

 

母親から次々と嫌がらせを受けていました。

 

ちなみに母親は引っ越しを6回経験しています。

 

全て引っ越し前日に準備なんてしていなかったのに、嫌がらせをしてきたのです、、、

 

私には何でそんなことを言うのか考えられませんでした(/_;)

 

引っ越し準備を部屋ですることが出来なくなったので、

わざわざ玄関に荷物を運び段ボールに梱包しました。

 

梱包している姿は兄が逐一母親に報告をしていました。

 

私がカバンを収納している場所から、自分のカバンを取ろうとしていました。

 

つかさず兄がその光景を目にし、母親に報告。

 

母親が慌てて来て、自分のものが取られていないかチェックしていました。

 

私が奮発して買った高いバックは、母親に取られてしまいました、、(´;ω;`)ウッ…

 

なんとか梱包を終えて、引っ越し前日となりました。

 

そもそも自分のものを全部持っていくことは出来なかったので、

必要最低限の物しか持っていきませんでした。

 

引っ越し準備を終えて、実家での最後の食事を取ることになりました。

 

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のんびり夫婦 ~その30 決断の時~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

入籍後、引っ越しをする準備をした私。

 

すぐ実家から出るつもりだったので、バタバタしながら準備していました。

 

日中は仕事をしているので、土日か仕事帰ってから準備していました。

 

私の部屋といものはありましたが、基本部屋に服を置くのを禁じられていました*1

 

母親が部屋に服を置くと、ほこりがたつからやめてほしいと言われたのです、、、

 

普通に部屋に服を置けない家って何なんだと今では思います。

 

なので、大型のクローゼットがある部屋まで取りに行かなくてはなりません。

 

私が少しずつ服を取っていると、母親が近づいてきました。

 

母「あなた何してるの?」

私「引っ越しの準備をしてる。」

「あなたはなんて常識がない人なのかしら!!

  普通引っ越し準備は引っ越しする前日にやるも

  でしょ!!」

 

私は開いた口が塞がらりませんでした。

 

えっ、引っ越しの前日に全て準備なんて出来るわけないじゃない、、

しかも、常識がないって言っているけど、普通は1か月前から準備するんじゃないのかなと思いました。

 

母親に文句を言っても始まらないと思った私は、黙々と作業を続けていました。

 

すると、母親がその態度に気に入らなかったみたいでした。

 

服を段ボールに梱包するために、部屋に一旦持ち帰ろうしました。

 

母親は続けてこう言いました。

「配送されてきた段ボールは汚いから部屋に入れないで!!

 部屋で引っ越し準備をしないで、家の玄関で梱包をして

 ちょうだい」

 

ここまで嫌がらせをするのかと心底嫌な気持ちになりました。

 

でも、これで私の中で何かが吹っ切れたのです。

 

もう家族じゃないと言われたのだから、気にする必要はないと思いました。

 

私は他人なんだから、すぐに家を出よう。

 

私は地元が好きだったので、地元から離れることは少し寂しかったのを覚えています。

 

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*1:+_+

のんびり夫婦 ~その29 入籍までの道のりNo.7~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

今回も入籍までの話をしたいと思います。

 

実家から離れることを決めた私。

 

双方の両親への挨拶は済んでいたので、入籍の日程までは引っ越しの準備をすることにしました。

 

両家の顔合わせは、実現しませんでした。

 

自分から旦那と旦那の両親に謝罪をしました。

 

旦那の両親は理解がある方だったので、了承してくれました。

 

私は旦那が住んでいる地方へ行き、婚姻届を提出することにしました。

 

入籍する前日、私は泊りがけで旦那の家に来ました。

 

旦那が住んでいる場所の近辺を案内してくれることになり、二人で歩いていました。

 

私は旦那に母親からされたことを言いました。

 

最初は冷静に話せていたのですが、段々苦しくなってきて涙がこぼれてしまいました。

 

すると、旦那は言いました。

「さつきさん、これから第二の人生を始めればいいじゃないか。」

 

 

私はこの言葉に救われました。

 

次の日、役所に婚姻届を無事提出しました。

 

その日から新しい名字となり、私の第二の人生がスタートしました。

 

 

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のんびり夫婦 ~その28 入籍までの道のりNo.6~

皆様、こんばんは。

さつきです。

 

今回も入籍までの話をしたいと思います。

 

あなたは家族ではないとはっきり言われた私。

  

以前から自分の家の状況を相談できる人が一人だけいました。

 

その人に連絡し、私はこの世からいなくなりたいと思っていることを話しました。

 

そして、家族から見放されたことも話しました。

 

そうすると、その人から連絡がありました。

 

「今は暗闇の中にいるみたいに、光も見えなくて辛い状況

 だと思う。

 でも生きていれば、光が射し込んでくる時がくるから。

 家族から離れて暮らしていった方がいいと思う。

 家族から離れたとしても、その家族を恨んだりしてはい

 けないよ。

 自分が闇に堕ちてしまうからね。」

と言われました。

 

もう私には帰る家はないんだと覚悟を決めました。

 

そして結婚をしたら、二度と家に帰ることはないことも決めました。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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